初のお国入りの石破首相、地元の神社参拝…総裁選出馬表明の地で「ここへ立つとまざまざと」
石破首相は1日、就任後初の「お国入り」に合わせ、8月に自民党総裁選への立候補表明を行った地元・鳥取県八頭町の和多理神社を参拝した。同県知事や自治相を務めた父・二朗氏の墓も訪れ、首相就任を報告した。 【写真】佳子夫人「支離滅裂な受け答えをしてしまって」
首相は参拝後、記者団に「あの暑い日から3か月たった。ここへ立つと、まざまざと思い出される」と述べ、「最後の挑戦」を宣言した出馬表明を振り返った。
少数与党で臨む臨時国会では、2日から本格的な論戦が始まる。首相は「政府は野党に誠実に耳を傾けているという世論が高まっていくこと以外、難局を乗り切っていく手立てはない」と強調した。