MLB球宴の本塁打ダービーに「43歳のイチローを出そう」の声
パッサン記者は20選手について評価したあと、最終的に選ぶべき8選手を絞った。 スタントン(マーリンズ)、サノー(ツインズ)、ジャッジ(ヤンキース)、ベリンジャー(ドジャース)。そして、打率は低いがホームラン競争であることからギャロ(レンジャーズ)、ハーパー(ナショナルズ)、スプリンガー(アストロズ)の7選手と最後の1枠をイチローとした。 「最後の一枠についてはオールスターウィークは野球を売るためにあることを思い出すべきだ。これはファンを惹きつけるためにある。メモリーを作るためにある。43歳の白髪になった選手が他の選手とともにライトスタンドに打球を運ぶことは、記憶に残るシーンになる。これをやろう。本塁打を2本しか打っていない選手に枠をひとつ与えよう。これがイチローのメジャーリーグの最後のシーズンになるかもしれない。イチローはアーロン・ジャッジに勝てるか。世界はそれを知りたがっている」とイチロー対ジャッジの実現を強く訴えた。 原則として8人の勝ち抜き戦方式となっている本塁打競争に参加するメンバーは、球宴に選ばれた選手の中から選ぶことになっているが、昨年は、球宴選出されなかったスタントン、フレージャーが本塁打競争に選ばれている。イチローが球宴に選ばれることは、ほぼ絶望的な状況だが、有名コラムニストのユニークな提案が実現する可能性は、決してゼロとは言えないだろう。