相続手続きについて。家族が亡くなったら、どのように相続が進むのでしょうか?
相続手続きの注意点やデメリット
手続きの煩雑さから、目を背けて放置してしまいたくなる相続手続きですが、相続手続きをしないと不利益を被る可能性があります。相続手続きをしない場合のデメリットは、以下の通りです。 ・故人の預貯金を払い戻しできない ・故人名義の不動産を売却できない ・債務などのマイナス財産を相続しなくてはいけない ・預貯金や不動産、株式などを名義変更できず、消失する可能性がある ・相続税の無申告による追徴課税などの罰則を受ける可能性がある 1人で相続手続きを完了させるのが困難な場合、専門家に相談することをおすすめします。相続手続きに関する専門家は司法書士、税理士、弁護士、行政書士などが挙げられます。それぞれ専門分野が異なるため、困っている内容に合わせて相談する専門家を選びましょう。 トータル的な相談は金融機関の窓口で行ってくれるケースもあり、そこから依頼すべき専門家を教えてくれる場合もあります。そのため、まずは金融機関に相談するのもよいでしょう。
相続手続きの流れは非常に複雑
相続手続きはかなり複雑であり、専門知識がない状態で完遂することは非常に困難に感じる方もいるでしょう。また相続の状況次第では手続きの期限もあるため、司法書士や税理士、弁護士、行政書士などの専門家の力を借りながら進めることをおすすめします。 つい後回しにしがちな相続手続きですが、手続きをせずに放置してしまうと遺産を受け取れないだけでなく、金銭的負担などの不利益を被る可能性もあります。相続手続きは早い段階から、計画的に進めていきましょう。 出典 国税庁 No.4205 相続税の申告と期限 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部