【第32回IPI軟式野球リーグ/開幕節】新時代の幕開け。IT戦士が今季も躍動!
先端IT関連優良企業6社が、優勝の栄冠を目指す第32回IPI軟式野球リーグ大会が6月29日(土)にさいたま市の大宮けんぽグラウンドで行われた。 今季からリーグ運営が人材の総合プロデュース企業「株式会社エイジェック」が担い、より一層進化した同リーグ。インターネットサイト「一球速報」による、リアルタイムな対戦成績更新が行なわれるなど、選手だけでなく家族や友人、同僚もリーグの行く末を楽しめるようになった。 また、スポーツマネジメントも行なうなど、スポーツ界とも深い関わりがあることから、今季は同社とパートナーシップを結んでいる元福岡ソフトバンクホークス監督・工藤公康氏による野球教室も開催される予定だ。 注目の初戦で勝利したのは、昨シーズンの王者JBSとAAS、IKIの各チーム。JBSは9得点と打線が爆発。2年連続の優勝に向けて幸先の良いスタートを切った。また、AASは昨年競った試合を落とすことも多かったが、見事逃げ切り勝利。IKIは劇的なサヨナラ勝ちと、初戦から見どころの多い試合が続いた。
開会式
第1試合終了後、全6社が参加して行われた開会式。大会の連盟理事長を務める、情報技術開発株式会社・代表取締役会長の安永登氏による挨拶では「前日の雨で、試合開催自体が危ぶまれたが素晴らしい気候となり、天気も私たちに味方してくれていると感じた。選手皆さんの元気溢れるプレイに期待したい。今年は6チームではあるが、来年以降はさらにチーム数が増加することに期待してもらいたい」と挨拶。やる気にみなぎる選手達を激励した。 また、選手代表として昨年優勝のJBSから主将・石黒允規選手が選手宣誓。自身らの所属するIT業界の現状と野球のプレイをかけあわせた見事な宣誓で、会場を盛り上げた。
SRA 2-5 AAS 山本慈、宮崎の鉄壁継投! 参入2年目のAASが優勝に向けて好発進
先制したのはAAS。2回に、5番の山本(山本慈)がサードへの内野安打で出塁すると、続く笹原も死球で出塁。チャンスを作ると、捕手後逸の間に1死二・三塁とする。その後2者連続三振で倒れ、9番東も三振と三者連続三振でピンチを乗り切ったかにみえたが、まさかの振り逃げとなりその間に1点を先制する。