侍J撃破で“国の顔”に 台湾代表がまさかの紙幣化…大晦日に総統が“約束”
台湾代表は第3回プレミア12で主要大会を初制覇
初制覇の余韻はまだ続いているようだ。台湾代表は11月に行われた「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」の決勝で野球日本代表「侍ジャパン」を破り、主要国際大会で初優勝を飾った。野球好きとして知られる頼清徳(らいせいとく)総統は12月31日、紙幣の図柄を台湾代表に変更することを約束したと、複数の現地メディアが報じている。 【画像】優勝直後…台湾代表全員が見せた礼儀に日本ファン感動「すごく好印象」 台湾メディア「中天新聞網」などによると、頼総統はこの日、台北市・台湾博物館で行われるプレミア12台湾代表の功績を紹介するセレモニーの記者会見に出席。代表チームの優勝を改めて称え、500元紙幣(約2400円)の図柄の変更を「実現するだろう」と語ったという。また、紙幣の改定前に記念通貨を発行することも約束した。 現行の500元紙幣は少年野球チームの姿が描かれているが、プレミア12で台湾代表が優勝すると、ファンからは図柄を変更する機運が高まっていた。 台湾代表は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が12月31日に発表したランキングで日本に次ぐ2位で2024年をフィニッシュした。2026年開催予定のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は予選からのスタートとなるが、躍進が期待される。
Full-Count編集部