日本実験棟「きぼう」の3Dモデルを2週間限定で無償配布 「バーチャルISS」のスペースデータ
宇宙ベンチャーのスペースデータ(東京都港区)は12月25日、「きぼう」日本実験棟の3Dモデルデータを2週間限定で全世界に無償配布すると発表した。2025年1月8日まで。 【画像3点】Steamで無償公開している「バーチャル国際宇宙ステーション(ISS)」 米Epic Gamesの統合コンテンツマーケットプレイス「Fab」で、Unreal Engine 5.4対応のアセットパッケージとして公開した。利用規約は、Unreal Engineエンドユーザーライセンス契約に基づく。 スペースデータの佐藤航陽代表は「ゲーム開発や映像制作などでご活用ください」と自身のXアカウントで表明している。ゲーム開発者やクリエイターとのコラボレーションを促進する考えだ。 スペースデータは、JAXAの「宇宙イノベーションパートナーシップ」(J-SPARC)の枠組みの中で、国際宇宙ステーションをデジタルで再現した「バーチャル国際宇宙ステーション(ISS)」を11月にSteamで無償公開した。今回の3Dモデルは、その時に製作した「きぼう」日本実験棟のモジュールだという。
ITmedia NEWS