安住紳一郎アナ 韓国の非常戒厳解除に「軍事政権の時を知っているので…私たちとはずいぶん違うなと」
TBSの安住紳一郎アナウンサー(51)が4日、メインキャスターを務める朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)に出演。韓国の尹錫悦大統領は4日未明(日本時間同)、3日夜に宣布した非常戒厳を「解除する」と表明したことに言及した。 聯合ニュースによると、閣議で解除を決定した。尹氏は国会などに展開していた「軍を撤収させた」とも説明。韓国軍は4日午前4時22分をもって投入兵力が元の所属に復帰したと明らかにした。 尹氏は支持率が低迷している上、国会も野党が過半数を占めており厳しい政権運営を強いられていた。事態打開を狙って非常戒厳の宣布という強硬手段に踏み切ったとみられるが、数時間で解除に追い込まれた。与野党共に批判を強めており、尹氏の求心力低下は不可避となっている。 安住アナは「韓国は非常に身近な国という印象がありますが、実は民主化されたのが意外に遅くて1987年ということですから、私が中学生くらいの時なんですが、やはり軍事政権の時を知っているので自分たちの民主主義のピンチになった時は市民がすぐに行動を起こすという感じは、私たちとはずいぶん違うなという感じがいたしました」と自身の受け止めを述べた。