アトレティコ、今冬のターゲットは昨夏サウジへ渡った22歳MF? “セルタの宝石”と呼ばれた若き逸材の獲得へ動く
選手本人も欧州復帰を希望
アトレティコ・マドリードは1月の移籍市場でアル・アハリのMFガブリ・ベイガ(22)を獲得することを検討しているという。スペイン『FICHAJES』が報じている。 “セルタの宝石”ともいわれ、スペインで将来を嘱望されていた同選手は昨夏、レアル・マドリード、バルセロナ、パリ・サンジェルマンなど多くのビッグクラブが獲得に興味を示していたが、最終的にはサウジアラビアのアル・アハリへの移籍を決断。若き逸材のこの決断は大きな話題となり、元レアル・マドリードのトニ・クロースはベイガの移籍に苦言を呈していた。 そんなベイガをアトレティコは中盤ににダイナミズムとクオリティをもたらす理想的な人物像として評価しており、1月の移籍市場での獲得を検討しているという。正確な契約条件はまだ決まっていないが、両者の交渉は今後数週間のうちに激化する可能性があるとのこと。 また同メディアによると、2026年までアル・アハリと契約を残す同選手は欧州への復帰を熱望しており、年俸の大部分を放棄し、最大80%まで減額してでもサウジアラビアでの旅を終わらせたいと考えているという。 しかし、ベイガの獲得に興味を示しているのはアトレティコだけではなく、『Estadio Deportivo』はマンチェスター・シティとレアル・マドリードが獲得に興味を持っていると報じており、今冬または来夏に欧州復帰を望む22歳MFを巡る争奪戦が勃発する可能性もある。 アル・アハリでは公式戦39試合に出場し、8ゴール5アシストをマークするベイガは欧州に戻ってくることができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部
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