19日号砲の全国男子駅伝 記録3冠はあの強豪チーム
天皇杯第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(全国男子駅伝、ひろしま男子駅伝=日本陸連主催、中国新聞社、NHK共催)が19日、広島市中区の平和記念公園前を発着するコースで開かれる。節目のレースを前に、これまでの大会の軌跡を数字やデータで振り返る。 【画像】チーム成績の各ランキングトップ10 開催された過去27大会の成績を見ると、長野の圧倒ぶりが際立つ。優勝10度、入賞22度、最高タイム2時間17分0秒はいずれも1位。元号が令和になって以降は中止を挟んで3連覇中と負け知らずだ。 「西の駅伝王国」兵庫も負けてない。優勝5度、入賞20度、最高タイム2時間17分28秒はいずれも2位ながら、平均順位(6・2)は長野と並んでトップ。第4回(1999年)から第18回(2013年)までの15大会連続入賞は大会最長記録だ。 上位争いとともに、前年からの巻き返しも見どころの一つ。ここでも長野は第2回(97年)に前年の43位から5位に躍進。その差は「38」で、大会最大のジャンプアップだ。直近では、第29回(24年)で前年最下位だった北海道が19位に上昇。ことしも一つでも上の順位を目指して47都道府県の代表ランナーが駆け抜ける。
中国新聞社