AIを活用した「Googleマップの新機能」7つ
ルート上で、より多くの「寄り道先」をチェック可能に
今歩いているルート上にある、興味深い「寄り道先」の発見をより容易にしたいと、Googleは考えています。 ルートのプレビューをスワイプすると、「魅力的な地元のカフェ」や「一風変わった道端の娯楽施設」などがポップアップ表示されるとのことです。これを見て何か気に入ったものがあれば、ルートに追加できます。 こちらの機能も、発表と同時に利用可能になっています。
目的地についてGeminiに尋ねることが可能に
目的地についてGeminiに質問を投げかけて、情報を得ることも可能になりました。具体的には、「予約をしたほうがいいですか?」「駐車場の状況は?」「屋内の席はある?」といった質問が考えられます。 この機能は、Googleマップでは発表日から、一般的なGoogle検索では今後数カ月のうちに、段階的に導入されます。
イマーシブビューの対象地域を拡大
イマーシブビューを利用可能な都市が増えています。イマーシブビューは、ストリートビューの画像から、AIを活用して3D画像を作り出すという機能で、この1年半ほどをかけて、ゆっくりと導入されてきました。 Googleによれば、今では通算100以上の都市で利用可能で、2024年末までに150都市に拡大するとのことです。 さらにルートについても、イマーシブビューの利用が可能になりました。これを使うと、駐車場や自転車専用レーン、運転が難しい場所などをハイライト表示してくれます。ルートを走行している時に、気になるスポットをピックアップして、さらに調べることができます。 こちらのイマーシブビューの新機能は、11月11日にリリース予定です。 イマーシブビューの適用範囲拡大に加えて、Googleでは一般的な道案内についても、さらに詳しい情報を追加しています。 その時々で走行すべき車線についても、さらなる情報を得ることができるので、角を曲がったり、高速道路に入ったりする時に、急に車線を変更せざるを得なかった、というケースが減るはずです。 この機能は、11月第2週目にリリースされます。
「目的地についた後の行動」が簡単にわかる新機能
目的地についた後の行動についても、Googleは新機能を導入しようとしています。Googleマップでは、アプリ内で目的地を明るく照らし、空いている駐車場をハイライト表示し、車を離れた時には、目的地への道順を詳しく教えてくれます。 また、営業時間の情報も表示されるので、到着するころに、目的地が営業しているのかどうかを確認できます。この機能は、11月から段階的に導入される予定です。 Source: Gemini
長谷睦(ガリレオ)