荒木絵里香さん「ここからはまずメンバー選考」眞鍋ジャパンパリ五輪へ、12人“プラス1人”の重要性語る【ネーションズリーグ】
バレーボールの世界最強国決定戦・ネーションズリーグで主要国際大会10年ぶりとなる銀メダルを獲得した女子日本代表(世界ランク6位)。五輪前哨戦となる今大会でパリへの切符も獲得し、本番に大きく弾みをつけた。解説を務めた元バレーボール日本代表で2012年のロンドン五輪銅メダリストの荒木絵里香さんは、パリ五輪に向けて「まずはメンバー選考」とその重要性を語った。 新タ悦男TBSアナウンサー:荒木さんお疲れ様でした。日本がこの決勝の舞台に立って、銀メダルだったということで非常に喜ばしいことですよね。 荒木絵里香さん:銀メダル獲得は素晴らしいです。 新タアナ:46年ぶりっていう。決勝の舞台に進出して、トーナメントを勝ち上がって、これだけ空いてたんですね。 荒木さん:そんなに空いてたんですか。歴史を変えましたよね、一歩。大きな壁を破って、銀メダルは素晴らしいですよね。 新タアナ:大きな自信を手にしたわけなんですけども、試合は3対1で日本が敗れてしまった。今日の勝敗を分けたポイントってどんなところだと感じましたか? 荒木さん:ブラジル戦は序盤で走れたんですけど、(決勝は)もうスタートからイタリアの勢いに押されてしまいましたよね。なかなか自分たちが主導権を終始握れない状態でゲームが進んでいったっていうところが少し苦しかったかなと思います。 新タアナ:なかなか追いつけない展開が1セット、2セット目。ただ第3セットは逆に日本が前に出ると、今度はイタリアの方もついて行くのが精一杯という状況でしたよね。 荒木さん:そうでしたね。マッハとジェット、真ん中のバックアタックが機能し始めると一気に日本のリズムが良くなっていきましたよね。そうなると、イタリアがこれまでなかったミスが出たり、連続得点、サービスエースが出たりっていう日本のリズムが良くなっていきましたね。 新タアナ:バックアタックが使えるシチュエーションがあれだけ増えたっていうのはどういうところにあったんでしょう?