「誰も俺からテイクダウン取れない」205cmBD戦士が豪語 大みそかRIZINデビューで貴賢神と対戦
約2か月間セネガルで修行
格闘技イベント「RIZIN」は20日、都内で『RIZIN DECADE』(12月31日・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見を行った。貴賢神(27=フリー)と対戦する、エドポロ・キング(23=ROOTS GYM)は「しっかり勝って盛り上げたい」と意気込みをあらわにした。 【動画】「かわいすぎ」「めっちゃ綺麗」と反響 “激変”したRIZINガールの姿 黒い大きなサングラスをかけて登壇したエドポロ。205センチのフィジカルは、トップファイターの集まる会見場でもひときわオーラを放っていた。 「僕1人ではこの舞台に立てなかったんで、まず周りの人に感謝して、しっかり勝って。トラッシュトークなどする気はないので、試合でしっかり盛り上げて勝って、次のステージに進みたいと思います」と試合への抱負を語った。 BreakingDownで頭角をあらわしたエドポロは、ナイジェリア人の父と韓国人の母のもとに生まれ、野球をバックボーンに持つ。高校時代は通算28本塁打を放つなど、将来を嘱望されていた。 「BDの時は正直お遊び程度っていうか、真剣に格闘技で飯食ったりとか、向上心とか、今に比べて多分相当うすかったと思うんですけど、今でこそ気持ちも入ってるし、いろんな課題っていうか、自分の欠点とかっていうのが見えてきた。それを克服するためにずっともう毎日コツコツ必死に練習してるって感じですね。テイクダウンは誰も取れないと思います」 対戦する貴賢神はスダリオ剛を双子の兄に持つ元関取で、現役時代は最高位・西前頭10枚目の実績を誇る。この日は米国でトレーニング中のため、会見には登壇しなかった。 「BDの時は体重90キロぐらいしかなかったんですけど、今は125キロぐらいあるんで、その辺でやっぱり体もそれなりに作れてきたと思ってるんで。この体のポテンシャルを最大限に活かして、これからも試合していきたいですね」 今年は1月から約2か月間セネガルに渡航し、現地のセネガル相撲から格闘技を学んできた。トップアスリート同士の試合を前に自信を口にしていた。
ENCOUNT編集部