米軍 相次ぐ事故でオスプレイの運用一時停止に
アメリカ軍が輸送機オスプレイの運用を一時的に停止したとアメリカメディアが伝えた。 【映像】屋久島沖での事故 AP通信によると、アメリカ海軍の航空システム司令部が先週、オスプレイの運用を一時的に停止するよう勧告し、海兵隊と海軍、空軍が運用を停止したということである。 オスプレイをめぐっては、2023年11月に鹿児島県・屋久島沖の墜落事故で隊員8人が死亡している。11月20日にもニューメキシコ州の空軍基地で墜落につながりかねない事故が起き、屋久島沖の事故と類似点が見られたとしている。今回の一時停止は11月の事態を受けての措置だということである。 アメリカ軍は、屋久島沖の事故のあと、全てのオスプレイの飛行を2024年3月まで停止していた。 林官房長官は「米側に対して事実関係の詳細等確認しているところであり、現時点でお答えすることは差し控えたい」としたうえで、自衛隊のオスプレイについては防衛省で適切に対応すると述べるにとどめた。 また、飛行の安全確保が最優先であることは「日米間のあらゆるレベルで確認をしている」と説明し、関係自治体に対して「丁寧な説明や適切な情報提供に努める」と強調した。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部