ワイルドカードで最終戦出場4枠が決定 「1個ずつ丁寧に」精神で吉村悠菜がトップ通過【マイナビ ネクストヒロイン最終戦】
<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーファイナル 事前情報◇13日◇PGM総成ゴルフクラブ(千葉県)◇6493ヤード・パー72> プロテスト合格おめでとう! 期待のヒロインたちの顔は覚えましたか?【写真】 マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー最終戦への切符をかけたワイルドカード戦が一日競技で開催され、参加14人が4枠を争った。その結果、吉村悠菜が4バーディ・1ボギーの「69」をマーク。見事トップ通過を果たした。 「調子はそこまで良くなかった」なかで唯一のアンダーパー通過となった吉村は、「アンダーで回れば通るかなと思っていて、そこを目指して頑張ってました」と振り返る。1ホール目でバーディが先行したが、それ以降はパーを並べ、耐えるゴルフが続いた。 それでも「パターが入ってくれた」と9番パー4でバーディを奪取。前半はボギーなしでハーフターンした。続く10番でこの日初ボギーが来たが、「流れが悪くなってしまったけど、1個ずつ丁寧にやっていこう」と心を入れ替え12番のバーディにつなげた。 1オーバー・20位タイで終えた「第12戦 Sky New Try Ladies Cup」では、1ホール目をバーディとするも前半2ホールでダブルボギー。後半は4つのバーディで巻き返しを図ったが、「出だしバーディだと守りに入ってしまい、攻めるゴルフができなくなっていました」とプレー中のゴルフの組み立て方を課題としていた。その反省を踏まえ、最近は「攻め」を強く意識している。 「ショットとアプローチの精度はまだまだだと思う。この後練習して一打一打丁寧にラウンドをして、優勝を目指したい」。短時間で調整し、優勝賞金500万円がかかる2日間に挑んでいく。(文・小池文子) 【ワイルドカード通過者コメント集】 今井鮎美(イーブンパー・2位) 「風が強い1日でしたが、前半は落ち着いたゴルフでボギーなく回れました。ただ後半はティショットが荒れ始めて苦しい展開が続くなかで、頑張ってバーディ、パーを拾うことができました。最終ホールで2メートルのしびれるパーパットは入れておかないとと思って、まっすぐ決め打ちしたら入ってくれたのでよかったです。いつも前半が良くて後半崩れてしまうところがあるんですけど、今回は2日間なのでこの調子で優勝目指して頑張ります」 木村円(イーブンパー・3位) 「グリーンが速かったけどパッティングが良くて、ロングパットも、嫌な短い距離も入ったので良かったです。初日が大事だと思うので、1日目にグッと伸ばせられるようにまずは頑張りたいです。ビックスコアはまだ出せていないけど、負けたくないという気持ちはこのツアーで強くなった気がします。ラストイヤーで今大会が最後ですし、ラウンドも何度かしたこともあるコースなので、そのアドバンテージと飛距離を生かして優勝を目指したいと思います」 佐藤美優(2オーバー・4位) 「強い気持ちを忘れないようにしようと思って、前日から気持ちを作って『いける』って言い聞かせながら気合いで最後までやりました。前半『37』であがった時は自分にブチギレして、後半は一打一打やることをやっていこうと切り替えました。結果的に1打差で通ったので、良かったです。優勝して500万円をゲットすることが目標なんですけど、ちゃんと今の自分にできる精一杯を選択してやり遂げようと思います」