いびき、肩凝りを緩和して安眠できる枕 ストレートネックにも対応【経済トレンド】
日々の疲れを癒やすには快適な睡眠が欠かせない。そのためにも自分に合った枕選びが大事になる。形状や素材に工夫を凝らし、いびきや頸椎(けいつい)の変形による首の痛み、肩凝りといった悩みに対応する商品がそろっている。(共同通信=川村剛史記者) ニトリの「横向き寝がラクなまくら(ナチュラルフィット)」は、頭が横向きになりやすい形状をしている。首の角度を一定に保ちやすく、肩口などの負担を少なくして自然な姿勢を保つ。いびきは、舌が喉の奥の方に落ちやすいあおむけの姿勢だと出やすい。横向きはいびきの抑制につながることがあり、手助けになる。販売価格は3990円。 エアウィーヴの「エアウィーヴ ピロー スリム」は、スマートフォン利用で起きやすいとされる頸椎の変形(ストレートネック)の悩みに対応する。通常の枕より薄めの設計で、体への負担を軽減。独自の素材が適度な反発力を生み、寝返りがしやすい。横幅が広めなので、寝返りを繰り返しても安心できる。価格は通常サイズが1万7600円。
西川(東京)の「医師がすすめる健康枕 もっと肩楽寝」は、肩凝りなど肩周りの悩みを持つ人に合った商品だ。内部の詰め物が特定の場所に集まりにくい構造を採用。首と肩口にフィットしたアーチ形の立体形状で、首と後頭部をバランスよく支える。寝返りを打ちやすく、快適な寝心地をもたらす。参考価格は6380円。(いずれも価格は2024年6月時点)