西武・髙橋光成、64年ぶり開幕10連敗…7戦連続援護点0の不憫も平松氏「取れないなら投手も取られないようにしないと」
◆ 打線はチグハグな攻撃で2試合連続完封負け… ロッテに0-2で敗れた西武は2試合連続の完封負け。今季のロッテ戦はプロ野球ワースト記録を更新する開幕15連敗となった。 打線は低迷する今季を象徴するようなチグハグな攻撃。初回は1番・奥村光一が死球で出塁するも、続く源田壮亮の打席で盗塁失敗。源田は左越え二塁打を放ち一死二塁となったが、後続が倒れ無得点となった。 2回以降も7回まで毎イニング走者は出すものの無得点。1点を追う7回は先頭の7番・外崎修汰が中前打で出塁するも、続く古賀悠斗が投ゴロ併殺に倒れた。8回、9回も得点を奪えず2試合連続の完封負け。4度の先頭打者出塁を生かせなかった。 今季ここまで0勝9敗の先発・髙橋光成は、立ち上がりから走者を背負い続ける苦しい投球。それでも6回7安打2失点と粘り試合を作ったが、この日も打線の援護点はなく、これで髙橋の登板時は直近7試合連続で援護点0。今季13試合目でも白星はつかめず、1960年の大津守(近鉄)以来、64年ぶりとなる開幕10連敗を喫した。 27日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』に出演した平松政次氏は、西武の惨状に「私もプロ野球を長く見てますけど、これだけ負け続けるっていうのはなかなかない。とにかく意地を持って1つの勝ちにみんなが全力を尽くさないと。15回やって勝てないというのは…プロなんでね」と呆れ顔。 開幕10連敗となった髙橋については「援護点とかもあるんだろうけど、(打線が)取れないならピッチャーも取られないようにしないと」とキッパリ。昨季までの直近5年間で4度の2ケタ勝利を達成した“エースの意地”に期待を寄せた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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