【解説】「全力で戦い続ける」イスラエル軍が“ハマスの最高指導者”殺害発表…「カリスマ的存在」殺害で大打撃 バイデン大統領「停戦に向けて前進する時」
「戦争はまだ終わっていない」
青井キャスター: シンワル氏の殺害を受け、アメリカとイスラエルの反応を見ていきます。 遠藤キャスター: アメリカのバイデン大統領は「停戦に向けて前進する時だ」としています。一方で、イスラエルのネタニヤフ首相は「戦争はまだ終わっていない」と発言しています。 青井キャスター: 今後、ガザ地区の戦闘はどうなっていくのでしょうか? 立石解説委員室長: 停戦交渉が進む可能性があるのかについては、むしろ戦闘が強まる懸念もあるとみられています。ガザにはまだ100人以上のイスラエル人の人質がいますが、イスラエル軍は今回のシンワル氏の殺害で軍事作戦について自信を深めています。したがって、人質解放交渉よりも軍事力を使って解放を進める、つまりハマスのせん滅まで目指す可能性もあるとみられます。ハマス側も、人質の即時解放は自らの消滅につながりかねません。そのため、簡単には停戦に向かわないかと思います。 青井キャスター: バイデン大統領も「停戦に向けて前進する」としていましたが、この先も注視していきたいと思います。 (「イット!」10月18日放送より)
イット!