日本銀行の植田和男総裁が18日、名古屋で行われた金融経済懇談会に出席しました。 　金融経済懇談会には、東海地方の経済界の関係者ら約300人が参加しました。 　植田総裁はあいさつで、東海地方について「自動車関連を中心に強固なサプライチェーンを有するものづくり産業の集積地」「様々なイノベーションを通じてわが国経済の成長をリードしてきた」とし、新興企業・スタートアップの支援拠点ができたことなどに触れました。 「イノベーションの推進は、生産性向上を通じたわが国経済の成長にとどまらず、気候変動問題など中長期的な課題への対応にも重要と考えられる」(日本銀行 植田和男 総裁) 　その上で、経済の持続的な成長をリードしてほしいとの考えを示しました。