「エミリー、パリへ行く」シーズン4はフランスとアメリカの“いいとこどり”!? メイクの秘訣を徹底解剖!
ノーメイク・ルック
シーズン4の後半ではメイクの振り幅も大きくなる。「エミリーは休暇に出かけます。リラックスした雰囲気の中でメイクもトーンダウン、場面によっては、ほとんどノーメイクになります」とオーレリー。 そして主演女優もこの考えに賛同したそうだ。「リリー・コリンズ自身はなるべくすっぴんに近いほうがいいと思っています。私も、メイクは肌の欠点を隠すためにするのではなく、素敵な自分になるためにするもの、という哲学を広めたいと思っています。だから今シーズンは、強いメイクとノーメイクルックを混在させました」とオーレリー。 フィル・コリンズの娘であるリリー・コリンズはオーレリーを信頼しており、ダレン・スターが制作するエミリーシリーズ以外でもメイクを依頼してくるそうだ。
シルヴィ、美しきパリジェンヌ。
今シーズンのナチュラルメイクの代表格と言えば、フィリピーヌ・ルロワ=ボリューが演じるシルヴィ。典型的なパリジェンヌのキャラクターだ。 「自分をきちんと持ったキャラクターに厚化粧は必要ありません。できるだけナチュラルに、少しだけ手を加えることで、働くパリジェンヌらしさを表現しています」とオーレリーは言う。具体的には「頬と唇にはティンテッドバームを使い、コンシーラーでクマを隠し、強調したい部分にハイライトを使って顔色を明るく見せます」とのこと。 オーレリーはまた、「年齢が気になり始めた人がやってはいけないことはファンデーションの厚塗りです。お面のような印象になってしまって、お肌のみずみずしさや質感が失われてしまいます」と警告した。 逆に強調すべきは「目です。マスカラをたっぷり塗ってまつ毛を際立たせ、太めのペンシルで太いラインや陰影をつけて目元を印象付けましょう」 日中、化粧直しをする時のプロのコツも教えてくれた。「フェイスミストをまず吹きかけます。化粧直しがしやすくなりますし、お肌もしっとりします。また、コンシーラーはシワの間に入り込みがちですから、指でたたいて伸ばしましょう。余分な皮脂が気になる場合は、あぶらとり紙を使いましょう。Tゾーンのテカリに効果的です」