オノノジュが電光石火の2発&中村が値千金の決勝点! 前橋育英、帝京大可児との打ち合い制し2大会ぶり8強へ
第103回全国高校サッカー選手権大会・3回戦が2日に行われ、帝京大可児(岐阜)と前橋育英(群馬)が対戦した。 立ち上がり6分、平林尊琉が前線で起点となり、最後はオノノジュ慶吏がフィニッシュ。注目ストライカーの先制弾で前橋育英がリードに成功すると、その2分後の8分には左サイドを駆け上がった牧野奨のクロスから再びオノノジュがゴールネットを揺らす。前橋育英が電光石火の2得点を挙げた。 対する帝京大可児は16分、明石望来がカットインから鋭いシュートを突き刺し、まずは1点を返す。さらに27分には相手のクリアの跳ね返りを見逃さなかった10番キャプテンの加藤隆成が同点弾。同点に追いつき勢いに乗る帝京大可児だったが、33分に抜け出した平林に対するファールでGK水野稜が一発退場に。前橋育英が再び反撃に出るも途中交代のGK緒方琉太の好セーブもあり、勝ち越し点は許さず。2-2で前半を終える。 後半に入りスコアが動かないまま迎えた76分、前橋育英は再び左サイドの牧野のクロスから中村太一が見事な反転からシュートを決めて決勝点。前橋育英は2大会ぶりのベスト8進出となった。勝利した前橋育英は1月4日の準々決勝で堀越(東京A)と対戦する。 【スコア】 帝京大可児 2-3 前橋育英 【得点者】 0-1 6分 オノノジュ慶吏(前橋育英) 0-2 8分 オノノジュ慶吏(前橋育英) 1-2 16分 明石望来(帝京大可児) 2-2 27分 加藤隆成(帝京大可児) 2-3 76分 中村太一(前橋育英)
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