梅雨の季節に起こりやすい【こむら返りを予防する】寝たままふくらはぎほぐし
梅雨の季節に起きやすいこむら返りの原因と、寝たままできるこむら返りの予防をご紹介します。 ◆写真で詳しいやり方を見る→梅雨の季節に起こりやすい【こむら返りを予防する】寝たままふくらはぎほぐし ■梅雨の季節に起こりやすい『こむら返り』 『こむら返り』とは、ふくらはぎを中心に足の指や土踏まずの筋などが突然突っ張るような痛みを伴う現象のことを言います。運動中になる場合もあれば、寝ている間など特に体を動かしていない状態の時にも突然起こることも。 こむら返りの原因は様々あると言われていますが、特に水分不足や筋肉疲労、血行不良、冷え、運動不足、栄養バランスの乱れなどから起こりやすいです。 筋肉は体内のミネラルバランスが保たれていることで、伸び縮みしますが、水分不足や汗をかいてミネラルが失われたり、体の冷えや運動不足等で血行不良が起きたり、栄養バランスの乱れや筋肉疲労等で、筋肉が誤作動を起こし『こむら返り』を引き起こします。 特にこれからの初夏や梅雨の時期は、急な気温の上昇で汗をかいたり、雨により体が冷えたり、気温の変化等で体も疲れやすい季節なので『こむら返り』になりやすい方も増えていくかもしれません。 ■『こむら返り』を予防する ●体の冷えに注意する 初夏や梅雨の季節は、急な気温の上昇で汗をかいたり冷房や冷たいものを摂取することで体が冷えたり、雨により体が冷えたりしやすい季節です。 冷たいものを控えたり、ヨガなどの軽い運動を取り入れて血流をよくしたり、お風呂に入って体を温めるなど意識することが大切です。 ●水分や栄養バランスを意識する 急な気温の上昇で汗をかくとミネラルが失われ、こむら返りが起きやすくなります。水分・ミネラルを意識して摂取しましょう。 寝ている間にこむら返りが起こりやすい人は、就寝前にもコップ1杯程度の水分をとりましょう。人は睡眠中にコップ1~2杯分の汗をかくので、寝ている間にも脱水症状になってしまうこともあるのです。筋肉の動きに関係が深いカルシウムやマグネシウム、疲労回復を促すタウリンやビタミンB1、クエン酸などを積極的に摂りましょう。 ●ふくらはぎをほぐす 特にこむら返りが起こりやすいふくらはぎのストレッチを行いましょう。 ふくらはぎは第二の心臓とも言われていて、金ポンプの作用で全身に血液を送る役割を担っています。ふくらはぎのマッサージやストレッチを行うことで、疲労物質を流したり体の巡りを整えて、こむら返りの予防に繋げましょう。 ■『こむら返り』を予防する寝たままふくらはぎほぐし〈やり方〉 ①仰向けになり脚を上に持ち上げ、足首を動かします ②膝を曲げ伸ばししながら、手の位置をずらしてふくらはぎを刺激します ※反対も同様に行います ライター/中村優希(ヨガ講師)
中村優希