航空自衛隊熊谷基地の「さくら祭」にファンら1万8000人
埼玉県の航空自衛隊熊谷基地で6日、基地を一般開放する「さくら祭」が開かれました。「総隊司令部飛行隊」のT-4練習機が編隊飛行を披露するなどし、1万8000人の航空ファンらでにぎわいました。
「さくら祭」は、毎年4月上旬に開催されており、桜の見ごろに合わせて基地内に植えられた約900本の桜と航空機の飛行展示を楽しめるイベントです。 基地内には滑走路がないため、埼玉県入間基地からやってきた「航空救難団入間ヘリコプター空輸隊」のCH-47Jがグランドに設けられたヘリポートへ飛来し、桜並木をバックにホバリングや飛行展示を行いました。 熊谷基地は、埼玉県熊谷市にあり、主に航空自衛隊における教育を担う部隊が配属されている基地で、旧陸軍熊谷飛行学校の跡に1958(昭和33)年に設置されました。