「日本人は前半に最高の選手だった」

バレンシア戦で躍動した久保。(C)Getty Images

　現地９月28日に開催されたラ・リーガの第８節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダはバレンシアとホームで対戦。３－０で快勝し、７試合ぶりの今シーズンの２勝目を挙げた。 【動画】見事な崩しから決めた久保の鮮烈先制弾 　この一戦で、早々に先制点をもたらしたのが、４－３－３の右ウイングで先発した久保だった。 　開始８分、自陣からの絵に描いたようなカウンターの流れから、セルヒオ・ゴメスが左サイドから送り込んだグラウンダーのクロスを左足でフィニッシュ。鋭いシュートを突き刺してみせた。 ゴールシーン以外にもキレにあるプレーを随所に披露した日本代表MFをスペインの大手紙をこぞって称賛している。 『AS』紙は「クボがバレンシアを狂わせる。日本人は前半に最高の選手だった。序盤からバレンシアの守備陣は制御不能だった」と称えた。 　また、『MUNDO DEPORTIVO』紙が「レアル・ソシエダのセンセーショナルなプレー。クボが華を添えた！」と見事なカウンターを激賞すれば、『MARCA』紙もコンビネーションに賛辞を贈っている。 「レアル・ソシエダがライバルのプレッシャー下でボールをプレーする方法について一流だった。ゴラッソだ！」 　いい時のソシエダらしい、巧みな連係から生まれた秀逸な一撃だった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部