日本の物流の主役のひとつ「トラック」について“すべて”知る…車両構造、生産、ターミナルなど
グランプリ出版は、物流業界やトラックに関心のある読者向けに『トラックのすべて』<新装版>を発行した。本書は、2006年3月に初版が刊行された『トラックのすべて』を基に、装丁や製本方法を改良したもので、トラックに関する幅広い知識を提供する入門書である。 【画像全3枚】 トラックは、日本の物流を支える重要な存在であり、本書ではその車両構造だけでなく、生産現場やトラックターミナルの仕組み、修理の実態などを詳細に解説している。豊富な図版を用い、初心者にも分かりやすい内容となっており、トラックメーカーや輸送業者、ドライバーなど、関係者の日々の努力を垣間見ることができる構成が特徴だ。 今回の新装版では、内容の修正は最小限に抑え、初版発行当時の情報をそのまま掲載している。例えば、メーカーの名称や関連データは2006年時点のものを維持している。また、製本技術には「PUR製本」を採用しており、ページが180度近く開くため、使用者の利便性が向上している。 初版刊行以来、専門家や物流関係者から高い評価を受けてきた本書だが、一時は品切れ状態が続いていた。グランプリ出版では「継続的に本書に関するお問い合わせをいただき、新装版として刊行することにした」そうだ。
レスポンス 高木啓