「なんで疲れることしなきゃいけないの?」今どきの男性が感じている「結婚」に対する3つの不安
女性が稼いでも男性のプライドを傷つけることはない
【時代の変化とともに、求められる人物像にも変化が生まれている】 それでも前向きになれないんだとしたら、結婚したくない理由がほかにあると考えた方がいいでしょう。このような台詞を、「男性のプライドを傷つけそうだから言えない」と思っている女性は、考えを改めてください。プライドが傷つくどころか、むしろ「え? マジで? いいの?」と思う男性の方が多いです。 なぜなら、金銭的理由で結婚に踏み切れない男性って、「お前も一緒に稼いでくれれば済む話なんだけどな」「俺ばっかりあてにしないでくれよ」と内心では思っているからですよ。女性に稼ぐ力がなかったり、専業主婦を希望していたりするならなおさらです。 こういうことって、思っていてもかっこ悪くて言えないですからね。とくに、自営業者、フリーランス、経営者の男性だと、女性に稼ぐ力がなければパートナーに選ばないという人が多いです。 なぜかと言うと、自分で仕事をしている男性は、いつ何時自分が倒れるか分からない不安と、いつ何時稼げなくなるか分からない不安と隣合わせでいるからです。だから自分がダメになったときになんとかなる、という保険を心のどこかで求めているんですよ。でも、恥ずかしくて女性にそんなことは言えないですからね。 実際、僕自身も今の奥さんと結婚した理由の一つに、「俺がダメになってもこの子と一緒なら大丈夫だろうな」という絶大な安心感があったのはたしかです。現代では、昭和時代のように「女が稼いだら男は調子に乗るからダメ」「女は家庭を守るもの」という先人の意見を真に受けて嫁入り修行だけをしていても結婚はできません。 女性も稼げるようにならないと、結婚ができない時代になってきているのです。そういった理由から、「結婚したら働きたくないから専業主婦がいい」と考えているような女性は、どんどん淘汰されていくと思った方がいいでしょう。
藤田ニコルさんに多くの共感が集まった理由
【稼ぐ力が結婚の決め手になることも】 そういえば先日、藤田ニコルさんにまつわるネットニュースを見て、時代の変化に驚いた出来事があったんですよ。藤田ニコルさんは自身のYou Tubeチャンネルで、最近購入した愛車のベンツや、ブランド品を紹介していたそうなんです。そんな彼女の姿を見て、「私もにこるんみたいな大人になりたい」と自立した生き方を目指すファンが多いのだとか。 自分で稼いだお金で好きなものを買う、そんな藤田ニコルさんの姿勢が、若い世代の女性の共感を呼んでいるそうです。彼女のように、自立した生き方のお手本を示している女性は、ほかにもたくさんいらっしゃいますから、これからの時代はきっと「自分で稼ぐ」という意思を持った女性がどんどん増えていくのだと思います。 今や、バブル期の頃のように、男性に寄生するような生き方の女性は、もはやダサいと言えるのではないでしょうか。アッシーくん、メッシーくん、ミツグくんという言葉が流行語になったぐらいですから、それだけ当時は男性に寄生する女性が多かったのだと思います。もちろん、いくら女性が稼げるようになった方がいいからと言って、藤田ニコルさんほどの稼ぎを得るのはかなりの難易度です。 では、いくらほど稼げた方がいいのかと言うと、一人暮らしでまあまあ余裕がある生活ができるぐらいの収入があると理想的ではないでしょうか。そういった女性は、ちゃんと雰囲気にも余裕が現れていますし、発言も自立した物言いであることが多いです。 その姿に多くの男性は、「この子と一緒なら結婚しても大丈夫そうだな」という安心感を覚えるのではないでしょうか。単純に、稼げないよりも稼げた方がいいですし、これからの時代は結婚する際の決定打に間違いなく、「女性の稼ぐ力」が含まれると思った方がいいのは間違いないでしょう。