河村勇輝がZAMSTとクリニックを開催「日々の積み重ねが大切です」と強調【バスケ】
世界で活躍する通用する姿を子供たちに見てもらいたい
■囲み取材 ――今日のクリニックでは、いつもと違う笑顔が見られました。 「すごく楽しかったです。シーズン中はチームの結果に集中しているので、違った雰囲気でバスケを楽しめる機会があって、すごくありがたいですし、本当にリフレッシュできました」 ――最後にシュートを決めきるように指導していましたが、どんな思いで教えていましたか？ 「やっぱりこう、成功体験は必要なことだと思います。シュート決め切って終わってほしいという気持ちがありました」 ――教え方が上手だなと思いましたが、自分としてはいかがですか？ 「自分が思ってることを言語化する難しさを感じました。これまで色々な方に指導していただいてますけど、その方々がどれだけこう、難しいことをしているのかと感じました」 ――子どもたちとバスケで触れ合う機会は大切だと思いますか？ 「バスケットボールを通じてというのが、大前提としてあるので、好きなものを共有しながら、年齢問わず楽しめるというのは本当に素晴らしいことだと思いますし、楽しんでバスケができるのは、すごく幸せなことだなっていうのは感じました」 ――今日伝えたかったことは？ 「今日はケガの予防だったり、小学校から中学校に上がる時に運動強度がやっぱ増してケガのリスクは上がるので、成長が著しい時期なので、体の変化に早く気づいてほしいなと伝えられていたら。好きな選手だったり憧れの選手から言われると、すっと心に入りやすかったりとか、思い返しやすいことっていうのは絶対あると思うので、トークテーマとかやる内容にもよりますが、ケガの予防やコンディションの向き合い方というのを伝えたいと思っていました」 ――田臥選手にうどんをオススメされたのはいつですか？ 「高校3年生の頃に特別指定選手として三遠でプレーさせていただいた時に、対談する機会があって教えていただきました。あと大学に入って先輩とかと一緒にこううどんを食べる機会もあったりとかもあって。ルーティーン化してるわけではないですけど、できるだけそういった形にできればいいなと思って動いてはいますね。試合前にすぐにエネルギーになるバナナや和菓子を食べるというのはあったんですけど、朝食だったり昼食までは意識してなかったので。トップレベルの選手は試合前だけではなく、朝食や昼食まで気を配っていることを田臥選手に教わったので実践して、自分に合うものであればするべきかなっていう風には思っていました」 ――昔は味が好きではなかったそうですね？ 「今も大好きほどではないんですけど、おつゆとうどんでエネルギーにするためだけに食べているような形です」 ――今日一番印象的だったシーンは？ 「印象的だったのは、20人シュートを打ちましたけど、本当に20人いれば20通りのシュートフォームがあって、人それぞれなんだなというのは感じました。また教える側として、 すごくこう、シュートホームを改善することへのこの言語化や教え方っていうのは本当に難しいなっていうのは感じましたね」 ――壁にぶつかった時はどう乗り越えるべきか、子どもたちにアドバイスしてください。 「ケガが起きたり、結果が出なかったり、苦しいことはあると思いますが、まだまだ大人ではないので、一人で乗り越えるのは簡単ではないです。プロではないですし、高校、大学生とか 少しずつ大人になってく段階なので、サポートしてくれる方や保護者に助けを求めることも必要だと思います。またバスケはチームスポーツで助け合えるので、チームメイトに助けを求めて、またお互いを助け合えるような信頼関係を作ることが大事なステップかなと思います。一人で乗り越えようとしすぎないこと、そこは大事にしてほしいなと思います」 ――子供たちにどんな姿を見せたいですか？ 「やっぱり僕はバスケ選手の中では体も恵まれた方ではないと思いますし、サイズもこう大きな方ではないと思うので、プレーを通していろんなことをお伝えできるんじゃないかなと思っています。あとこういったイベントをもっとやっていくことでお伝えできれることもあるなと思っています」 ――ご自身としては何か、どういうプレーを見せていきたいですか？ 「自分の強みは、スピードやクイックネスなので、身長のハンデをどれだけアドバンテージにできるかに意識しながら、ビーコルでの戦いもそうですし、その後にはパリも控えているので、世界で活躍する通用する姿を子供たちに見てもらって、選手を目指したいなって思ってもらえたらうれしいですね」 ――勉強も大事とおっしゃっていましたね。 「やはりバスケットボールが第一というよりかは、バスケットボールを通してどれだけ人として成長できるかっていうことが 1番僕のここの人生においても第一に考えてることではあるので、自分の考えは子供たちに伝えるべきかなと思っていました。中学校で言えば勉強だったりとか、友達との関係も必要だと思います」
