仙台・広瀬川が赤く濁った原因は鉄さび 人体や環境に影響無く年内に取り除く方針
khb東日本放送
仙台市の広瀬川で水が赤く濁った問題で、原因とみられる堆積物は人体や環境に影響は無く年内に取り除く方針が示されました。
太白区の仙台河川国道事務所で水質汚濁対策連絡協議会が開催され、広瀬川の水が赤く染まった原因や今後の対応について協議しました。 会議ではこれまでの調査結果が報告され、石炭の一種である亜炭の廃坑からつながる雨水管の吐口付近で鉄さびを含んだ堆積物が見つかり、ここから広瀬川に流れ込んだことが原因とみられています。 水質検査では、人体や環境に影響が無いことが確認されています。 仙台河川国道事務所河川管理課平山清人課長「管理者が鉄さびなどたまっている物を取る、定期的に見ていくことを通じて、川が赤くならないように不安にならないような対応を進めてまいりたい」 協議会では年内に鉄さびを含んだ堆積物を取り除き、川につながる雨水管を清掃する方針です。
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