デザイナーが語る、クリスマスデコレーション4つのNG
もうすぐクリスマスシーズンがやってくる! 世界中の人々が心躍るような飾り付けを楽しむ一方で、インテリアデザイナーの中には、その飾り付けを見て「ちょっと待った」と冷静に評価する人も。毎年繰り返される定番の飾り方や、ありきたりの色の組み合わせ、長年集めたものがごちゃ混ぜになった飾り付けなど、クリスマスの飾り付けに関するNGがたくさんある。 私たちは、インテリアデザインのプロであるデザイナーたちに、クリスマスの飾り付けについて率直な意見を聞いた。彼らが特に嫌だと感じる飾り付けとその代わりにどんなものを飾るべきかについて、詳しく教えてもらった。US版「ベランダ」より。
デザイナーが選ぶ、NGクリスマスデコレーション
デザイナーに、今流行っているもので嫌いなものを聞くと、すぐに教えてくれるだろう。でも、クリスマスの飾り付けについては、誰もが大好きな時期なので、あまり否定的なことを言いたがらないかもしれない。でも実は、デザインのプロたちは、クリスマスの飾り付けについて、思っていることがたくさんある。そこで、彼らが「これはちょっと……」と思っているクリスマスの飾り付けをいくつかご紹介。
1. 文字だけの飾り付け
時には、文字だけの飾り付けは、あまりにもストレートすぎて、クリスマスのフェスティブな雰囲気が損なわれてしまう場合がある。LH.DESIGNSのリンダ・ヘイスレットは、「飾り付けが素敵であれば、それが何の季節か自然とわかるはず。わざわざ『メリークリスマス』なんて書かなくてもいいでしょう」と話す。
2. 定番のカラー
クリスマスには緑と赤、ハロウィンにはオレンジなど、祝日には決まった色があるように思える。でも、必ずしもその色を使わなくてもいい。Anthony George Homeのインテリアデザイナーのアンソニー・ジアナカコスは、「クリスマスには緑と赤という固定観念にとらわれず、もっと自由に色を選んでみましょう。季節感を感じさせつつ、あなただけのオリジナルのクリスマスを作ってください」と提案している。 デザイナー、ヘイスレットも、「定番の色から少し離れて、新しい色を試してみましょう。例えば、感謝祭には赤と黄色、クリスマスには黒とワインレッドなど意外な色の組み合わせも素敵ですよ」とすすめている。