京都・祇園祭「しめ縄切り成功させる」 長刀鉾の稚児が抱負
京都・祇園祭の見せ場として知られる「山鉾(やまほこ)巡行」で先頭を進む長刀(なぎなた)鉾に乗る稚児が、今年は京都市立洛央小学校6年の西川雅基さん(11)に決まった。長刀鉾保存会が6日発表した。稚児は7月17日の前祭(さきまつり)での巡行開始にあたり、市中心部の四条通に張られたしめ縄を切る大役を担う。 西川さんは同市東山区の日本料理店「祇園にしかわ」の主人、正芳さん(49)の長男。西川さんは「稚児としてしっかり気を引き締めて頑張ります。しめ縄切りがとても格好いいので、成功させたい」と語った。 また稚児の補佐役の禿(かむろ)には同市立朱雀第七小2年の小川門土(もんど)さん(7)と、洛央小3年の西淵一登(いちと)さん(8)がそれぞれ選ばれた。