最も人気なのは? J1リーグ観客数ランキング1~10位。1位は浦和レッズ。その人数とは?
6位:鹿島アントラーズ 本拠地:県立カシマサッカースタジアム 収容可能人数:3万8620人 今季平均入場者数:2万4326人 鹿島アントラーズは今季、ホーム無敗を誇り、観客動員数も好調に推移している。2023シーズンの1試合平均入場者数は2万2031人だったが、今季ここまでは昨季を上回る2万4326人となっている。 観客動員数を押し上げているのは、国立競技場での試合だ。昨季はFC東京との対戦で5万6020人を動員した。今季は第17節の横浜F・マリノス戦で1万人の無料招待キャンペーンがあったものの、5万2860人の観客を集めている。県立カシマサッカースタジアムに限定すると、第11節の湘南ベルマーレ戦が今季最多で、2万6924人が入った。 昨季県立カシマサッカースタジアムに最も多くの観客が入ったのは浦和レッズ戦の2万9305人だった。今季の浦和戦は第27節に予定されており、大きな集客が見込まれる試合がこれから先に残っている。 昨季リーグ戦を5位で終えた鹿島は、序盤の出遅れが響いて優勝争いに絡めなかった。しかし、今季はリーグ唯一のホーム無敗チームであり、2位につけている。優勝を狙える位置につくことができれば、例年以上にファンの後押しを受けられるかもしれない。
5位:サンフレッチェ広島 本拠地:エディオンピースウイング広島 収容可能人数:2万8347人 今季平均入場者数:2万5807人 サンフレッチェ広島は、2024シーズンから新スタジアム「エディオンピースウイング広島」を使用しており、1試合平均入場者は2万5807人を記録している。収容可能人数は2万8347人で、連日ほぼ満員という状況だ。 エディオンピースウイング広島は、エディオンスタジアム広島と比べてアクセスが良いだけでない。収容可能人数は減少したものの、客席にしっかりと屋根が設置され、スタンドとピッチの距離が近く、ファンの熱気を感じやすくなっている。 ここまで全試合で2万5000人以上の観客を集めている広島だが、特に驚くべきは第14節・鹿島アントラーズ戦で2万5302人を動員したことだろう。この試合が開催されたのは5月15日水曜日だった。平日夜のゲームは、大きく観客数が減少するのが一般的だが、エディオンピースウイング広島はいつもどおり多くの人が訪れた。 広島にとって過去最多は2012シーズンで、このときは1試合平均入場者が1万7721人だった。エディオンピースウイング広島1年目でこの数字を上回るのはほぼ確実と言っていいだろう。現在5位の広島は、ファンの声援の中で優勝争いに加わりたいところだ。