櫻坂46、4周年ライブにファン7万2000人集結 グループは5年目へ「期待を超えていきたい」
三期生の小島凪紗、村山美羽、村井優らが2024年の活動を振り返るMCに続いては、ライブは後半戦へ。メンバーとファンが一体となる“スタオバジャンプ”から始まる「Start over!」では、センターの藤吉夏鈴を筆頭にエネルギーほとばしるステージを見せ、続く三期生楽曲「静寂の暴力」では一転して、会場はしんとした静寂に包まれ、会場は息を呑むように彼女たちのパフォーマンスを見守った。クラップが鳴り響く「マンホールの蓋の上」、山下が「Buddies、態度で示せ!」と強烈な煽りをした「もう一曲 欲しいのかい?」では、その声に応えるように会場は沸きに沸いた。 そしてライブはクライマックスへ。森田ひかるが側転も繰り出したソロダンスから始まった「承認欲求」、ライブ仕様となる間奏ロングバージョンの「自業自得」と続くとラストの楽曲へ。最新の10thシングル表題曲「I want tomorrow to come」をセンターの山下を中心に、転調を繰り返す楽曲を情感たっぷりに踊りきった。渾身のパフォーマンスを見せたメンバーがステージを跡にすると、4周年を祝福する花火が盛大に打ち上がり、舞台上の「IV」の文字は、5年目を表す「V」へ。グループは5年目への歩みを始めた。 アンコールでは、ファンからの止まない声援に応えて、再び姿を現したメンバーが「Buddies」を歌唱。最後のMCではキャプテンの松田が、「Buddiesの皆さんからの期待の声を頂くことがすごく多いと感じていて、皆さんの期待に応えるのはもちろんなんですけど、その期待をこれからはどんどん超えていきたい」と語り、「これからも櫻坂46が皆さんにとってワクワクするものだったり、皆さんの力になるものを届けていくので、一緒にこれからも櫻坂と歩んでくださいますか?」と問いかけると、観客からは温かい拍手が送られ、最後に松田は「5年目の櫻坂46もよろしくお願いします!」と呼びかけた。 そしてラストは「櫻坂の詩」。会場のサイリウムライトはサクラピンク一色に染まり、4周年を祝う3時間のライブは幕を閉じた。5年目の櫻坂46はどんな色を見せてくれるだろう。