小学生が竹林で伐採体験 竹の活用も学ぶ「竹が増えすぎると他の敷地にも生えてしまうから整備は大事」【長野・高森町】
放置された竹林の整備に取り組む高森町の小学校で、子どもたちが竹の伐採を体験し、活用法を学びました。 竹の伐採をしたのは、高森南小学校6年の児童30人です。 ■「よいしょ、ひっぱれ」 ■高森南小学校6年 「めっちゃ怖かった。硬いと思っていたけど想像よりもすごく硬かった」 高森南小学校では手入れがされなくなり、森林の荒廃などにつながる「放置竹林」の問題について、授業で学びを深めてきました。実際に竹を切ったのは今回が初めてです。 ■高森南小学校6年 「重かった。竹が増えすぎると他の敷地にも生えてしまうから(整備は)大事だと思う」 ■高森南小学校6年 「これから竹を切る作業をたくさん色んな人とやっていけば放置竹林も減ると思う」 切った竹は専用の機械で細かく砕き粉状にします。竹のパウダーは土に混ぜると竹に含まれる乳酸菌が微生物の増殖を促し土壌の改善に役立つそうです。 ■高森南小学校6年「放置竹林を見つけたら皆で協力して切っていこうと思います」 ■高森町・大蔵陽向さん 「自分も中学生の時に町の取り組みに参加させてもらって「高森町ってこんなに良い所なんだ」と気付いたので、もっと自分の生まれ育った高森町を好きになってもらうためにもこういう活動は続けていきたい」 町の職員の指導の下、実際の体験を通して竹林整備の大変さや重要性を学んでいました。