立憲民主・枝野代表が党大会後に会見(全文2)個別番組への介入以外の何ものでもない
立憲が立てない選挙区は一本化不要ということか
日刊ゲンダイ:すみません、一本化しなくてもというのは、要するに、例えば立憲の方じゃない、例えばほかの党の方がいて、そこには立憲は立ててないので、別にそれはわざわざ一本化しなくてもいいとか、そういうニュアンスの捉え方。 枝野:違う違う。野党だけれども、圧倒的に選挙が強くて、他の野党の方が出てきても、その方が自民党よりも上回って小選挙区で勝つだろうと思われるような選挙区もあるわけですよね。だからそこは、そこを一本化したほうが望ましいとは思いますけれども、やっぱり優先度は一本化しないと苦しい。一本化したら可能性がかなり出てくる、というところから、できるだけ一本化したいということです。 日刊ゲンダイ:優先順位。 司会:ちょっと待ってください。 枝野:優先順位、もちろん全部できればいいし、実はもしかすると違うところがやりやすいから、そこが結果的に先に見えてくるかもしれない。だけど、大事なことはそういうところで、どれぐらい一本化できるのか、ということという意味です。 司会:じゃあ一番後ろ行って。一番後ろ行きます。
埼玉参院補選の重要度をどう考えているのか
朝日新聞:朝日新聞の【カサハラ 00:18:49】と申します。10月27日投開票の埼玉参院補選についてお伺いしたいんですが、この補選について、枝野代表は重要度について、枝野代表はどのようにお考えでしょうか。 枝野:私の場合は埼玉県民でもありますので、立憲民主党の埼玉県連合は、この週末の常任幹事会で上田清司さんを県連として友情支援することを正式決定しています。私も県連の1人として友情支援して、必ず勝っていただきたいというふうに思っています。 司会:どうぞ。そのあとにします。
内閣改造のタイミングを予算委で追及するのか
宮崎:フリーランスの宮崎です。千葉の台風被害に関してお伺いいたします。明日、閉会中審査があって臨時国会集まりますが、内閣改造のタイミングがどうなのかという話があります。これは武田防災大臣もあした答えられないと思いますが、予算委員会でやっていくのかということと、千葉県知事、森田健作知事の対応に関して、あの知事が参考人ということはありませんけれども、そういうこともあるのか、それからすみません、東電発送電分離の電力システム対策、枝野大臣のころから将来の検討が始まって、自民党政権になってからできましたが、送電のところに人員がいっていないのではないかと。 もう1点すみません、次、林政ですね。戦後の林業政策、ああいうスギをいっぱい植える。ちょっと幾つかお伺いしてしまいましたけれども、千葉の台風、どのくらい力を入れていただけますでしょうか。 枝野:きのう、地元のオープンミーティングで全部話した話なんですが、まず結果的に初動が遅れたのは、これは否定できない事実だと思ってるんですね。結果的に初動が遅れたことについては、もちろんどこの問題だったのかということは、これからですが、まず政府において、その認識の下に検証しなければ何も進まないと。初めから適切で迅速だった、なんて話をしてしまったら、検証にならないじゃないですか。これは、この姿勢はしっかりと問いただしていかなければならないというふうに思っています。 政治的には政治責任のところからたどっていったほうが得なのかもしれませんが、やっぱり筋はそうじゃなくて、やっぱり個別具体的にどういうところで対応の遅れがあったのか、その対応の遅れはどこが機能すれば、あるいは事前に何ができていれば対応できたのか、そうすると、どこの問題なのかなと、こちらからやっていかないといけないと思っていますので、そういう意味ではまず、個別具体的な対応の遅れの部分のところを明らかにしていき、それがなぜ生じてしまったのかということから、政治的な問題点につなげていくという議論をしたいというふうに思っています。