エンゼルスのトラウト、左膝再手術により今季絶望 今季は自己ワーストの29試合出場
◆ トラウトが今季中の復帰を断念 ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手(32)が左膝の手術により今季絶望となった。現地時間1日、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが発表した。 今季のトラウトは、開幕から29試合に出場して打率.220、10本塁打、14打点、6盗塁、OPS.866という成績。序盤はアメリカン・リーグの本塁打部門トップを争っていたが、現地時間4月29日に左膝の半月板を痛め、同30日から負傷者リスト入り。5月3日に手術を受けた。 現地時間7月23日、3Aソルトレークの公式戦でリハビリ出場。約3ヶ月ぶりの実戦復帰を果たすも、左膝痛が再発し、わずか2イニングで負傷交代。以降は欠場が続き、左膝半月板の再手術が決まった。 トラウトは自身のX(旧ツイッター)にて「数か月間に及ぶハードワークの末に復帰したが、昨日MRI検査により半月板の損傷が見つかり、再び手術が必要だと知った。今季中の復帰という希望が絶たれ、大きなショックを受けた」と悲痛な心境を綴った。 さらに、「多くのファンを失望させたであろうことは理解しているが、さらに強くなって復帰できるよう全力を尽くすので信じてほしい。チームとチームメイトが前に進めるように、後半戦もダグアウトからチームをサポートし続ける」と投稿を締め括った。 2019年から12年総額4億2600万ドル、当時のMLB史上最高額でエンゼルスと契約を更新するも、2021年には右ふくらはぎを痛め、昨季は左手有鈎骨の骨折によりシーズンの大半を欠場。14年目の今季は自己ワーストの出場数に終わり、2021年から4シーズンでの出場率は41%となっている。
BASEBALL KING