オリーブの力でととのう!週末に訪れたい、小豆島のマインドフルネスな宿泊施設
体を動かしたら、自社農園有機栽培のオリーブ健康青汁をぐいっと飲み干し、朝食の時間です。 すべての客室にキッチンがあり、調理器具、食器がそろっているので、自由に自炊が可能。 こちらでは、“土鍋でご飯を炊く”という行為がマインドフルネスにつながると考え、朝食は宿泊客自らが作るスタイル。 これまたゆみえ先生が、手際よく支度をしてくれまして。炊き立てご飯にエクストラバージンオリーブオイルと塩、醤油を数滴たらしていただきます。いたってシンプルなのに「え、うまっ♡」と思わず声が出るくらい優しいおいしさ。 卵かけご飯にしたり、オリーブオイルの佃煮を乗せたり、色々アレンジしながら飲むように3杯おかわりしてしまいました。
瀬戸内とオリーブの恵みで心身ともにリセット
「オリーブ」という文字を一体何回打ったかわからないほど(笑)、オリーブづくしだった「千年オリーブテラス for the wellness」の一泊ステイ。 決してラグジュアリーなサービスがあるわけではないけれど、美しい瀬戸内の海と島なみの風景、そして、植物として優れたオリーブにたくさんのパワーをもらい、この場所でしかかなわないとても穏やかで特別な時間を過ごせた2日間でした。 実は「千年オリーブテラス for the wellness」を運営している「小豆島ヘルシーランド」は、自分たちの手でオリーブを育て、実だけでなく、葉や枝、樹皮などオリーブをまるごと生かした化粧品などの研究開発・製造・販売を行う会社。 そんなわけでオリーブに対する造詣と愛がとんでもなく深く、滞在中に試してみた食品や化粧品がどれもこれも本当に良質で、全員が気に入ってあれこれ購入して帰ったほど。 そんなふうに、新しく“いいもの”を知り、それを帰ってからの日常生活に生かすことができるのも、こちらならではの体験かもしれません。 そして何より、森や島に暮らす人たちの温かさや小豆島愛に触れ、すっかりこの場所に魅了されてしまいました♡ これでサウナが新設されたら最高すぎるんじゃないかと今からワクワクが止まらないので、必ず再訪したいと思います! ファッションエディター、「uncrave WHITE」クリエイティブディレクター 東原妙子 1977年、東京生まれ。大学卒業後は銀行OLを経て出版社に転職。現在はフリーのファッションエディターとして、女性誌を中心にブランドの広告やウェブコンテンツ製作などで幅広く活躍。2020年にECブランド「アンクレイヴ」を立ち上げ、2022年からはコレクションライン「アンクレイヴ ホワイト」のクリエイティブディレクターを務める。ファッション以外にも、趣味はサウナ、温泉、旅行、漫画、グルメ(主に鮨)など多岐にわたり、飾らないキャラクターが人気のInstagramはフォロワー6.3万人超え。 画像デザイン/齋藤 遥 イラスト/木村美紀 撮影・構成・取材・文/東原妙子