8季で7タイトル獲得…川崎Fの鬼木達監督が契約満了により今季で退任、クラブ声明「日本サッカー界を代表する監督」 | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース】川崎フロンターレは10月16日、鬼木達監督が契約満了により今季終了時に退任することをクラブ公式サイト上で発表した。 鬼木監督が川崎Fの監督を退任する。 川崎Fは10月16日、クラブ公式サイト上で鬼木監督が契約満了により今季終了時に退任することを発表。なお、現時点で後任は未定とのことだ。 1974年4月20日生まれの鬼木監督は、現在50歳。千葉県船橋市出身で、現役時代は鹿島アントラーズや川崎Fでプレーした。2006年に現役引退した後は指導者の道へと進み、2007年には川崎Fの育成・普及部コーチ 兼U-12コーチに就任。2017年から同クラブの監督を務め、J1リーグ制覇4回、Jリーグカップ優勝、天皇杯優勝2回と、8シーズンで7つのタイトル獲得を成し遂げた。 また、川崎Fのクラブ公式サイトは「川崎フロンターレを応援してくださる皆様へ」と題した声明を掲載。次のように一時代を築いた名将の労をねぎらった。 「日頃より川崎フロンターレに多大なるご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございます」 「本日、当クラブのトップチームを指揮しております鬼木達監督が、契約満了に伴い今シーズンの終了をもって退任することをお知らせいたしました」 「鬼木監督は、1998年に選手として期限付き移籍で加入し、2003年からはキャプテンも務め、チームのJ1昇格に大きく貢献し、活躍されました。現役引退後は2007年からスクール・アカデミーコーチを務め、2010年からトップチームコーチ、そして2017年からはトップチームの監督として、これまで長年にわたりクラブの歴史を築きあげてきたフロンターレファミリーを代表する功労者の一人です」 「そして、なにより2017年のクラブ初タイトルとなるJリーグ優勝を皮切りに、Jリーグ制覇4回、Jリーグカップ優勝、天皇杯優勝2回と、8シーズンで7つのタイトル獲得を成し遂げたことは、クラブのみならず日本のサッカー界を代表する監督であることを示しています。鬼木監督の情熱と求心力が、選手とクラブの成長に大きく寄与したことは明らかであり、クラブとして最大限の謝意と敬意を表したいと思います」 「鬼木監督の契約期間が満了する今シーズン終了まで、J1リーグ戦6試合、ACLEリーグステージ4試合が残っております。これまで鬼木監督が築きあげてきたフロンターレらしさであるアグレッシブなサッカーと全員が最後まで諦めないプレーで、勝利を目指してまいります。鬼木監督のもと、選手、スタッフ、チーム関係者全員、そしてファン・サポーターの皆様で一丸となり共に戦っていきましょう。引き続きのご支援、ご声援をよろしくお願い申し上げます。 株式会社川崎フロンターレ 代表取締役社長 吉田明宏」 今季、川崎Fは明治安田J1リーグで11勝10分11敗の10位。2024 JリーグYBCルヴァンカップと天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会はすでに敗退している。