東京五輪「4者協議」12月21日(全文1)有明レガシーエリアと名付けた
アスリート優先の結果と素晴らしい計画に感謝
森:ミスターコーツ、私からはもう大臣から、いや都知事からご提案がありました、心待ちをいたしておりました。なんといいましてもアスリート優先ということを知事もおっしゃっておられますので、このことを一番、選手の皆さんが喜んでおると思います。そういう意味でこういうご決定をいただいたということについて東京都に敬意を表したいと思っています。 今後のことはこれまた、どういうふうに進めていくかはよく相談をしていかなければならないことだと思っています。私からは特にこの問題について、会場問題について、コーツ委員長が調整役をしていただきました。わざわざ日本にもおいでをいただいたり、われわれがまたローザンヌに出向いたりいたしましたけれども、こうした結果、素晴らしい計画が発表されましたことに対して心から感謝を申し上げたいと思っています。以上です。 コーツ:Minister Marukawa. 丸川:まずバッハ会長には11月以降、調整役として大変なご尽力を賜りましたことに御礼と感謝を申し上げたいと存じます。そして今、小池都知事からご提案のございました内容につきましては、レガシーの創出とアスリートファースト、そしてオリンピックの持続可能性の観点のバランスを十分に検討された上で、すでに多額の経費の節減案ということが採用された上でこの結論に至ったということで、森会長の下で4者協議の開始以降、大会経費の見直しに取り組んできた上での結論であるということで、私どもも前向きに受け止めさせていただきたいと考えております。 竹田:今回、スポーツ界の要望を受け入れていただきまして、本当にありがとうございます。スポーツ会を代表して小池知事にお礼を申し上げたいと思います。これからは多くの競技団体がこの施設を有効的に使って、そして素晴らしいレガシーになるようにわれわれJOCも最大限努力をしていきたいと思います。お礼を一言申し上げたいと、ありがとうございました。 【】東京五輪「4者協議」12月21日 全文2へ続く