東京五輪「4者協議」12月21日(全文1)有明レガシーエリアと名付けた
有明アリーナ地域の全体の将来イメージ
そして有明アリーナ、もう少しお時間頂戴したいんですが、有明アリーナ地域の全体の将来イメージでございますけれども、今、ご覧いただいておりますが、シドニーでもこの図は見られますか。有明レガシーエリアと名付けた。 コーツ:Yes, we can. Governor. 小池:Ok, good. Thank you. 1964年大会のレガシーとして残ったものはたくさんございますけども、駒沢のオリンピック公園が残ったわけであります。そして、今回この有明アリーナを核とした、エリア全体を有明レガシーエリアと名付けまして、そして未来に引き継がれる国民、そして都民の皆さま方の財産、レガシーにしていくというような発想で考えていきたいと思っております。 この有明アリーナは、スポーツイベントなどのさまざまなにぎわいを呼ぶエリアとしてまいりたい。そしてまた近くには有明の体操競技場があります。そしてこの体操競技場については、その後は展示場として有効に活用する予定でございます。これによって、ビジネス機会を東京に創出すると、さらに加えていく。そしてこの展示場と連動したイベントの開催などによってにぎわいを創出したいと思っております。 それから、この地図をご覧いただければと思いますけれども、西側のエリアには大会後でございますが、2020年の大会のあと、アーバンスポーツの場として活用していくという考え方でございます。そして、そのほか有明アリーナを核といたしまして、これがランドマークとなって、アフターイベントを創出する大型の商業施設、それから有明テニスの森、テニスパークもございます。こういった形でこの有明の地域全体を点、それぞれの点ではなくてレガシーエリアという形でその価値を高めていきたいと考えております。このような形で4者協議、前回の4者協議でいろいろとご助言をいただきました、皆さま方の考え方、アイデア、そういったことを全部ひっくるめまして、総合的にこのような案にたどり着いたわけでございます。 そして、先ほど申し上げた官から民へという考え方でございますけれども、この運営権を民間の事業者に委ねるコンセッション方式などの導入を考えております。これによりまして、例えば、どうぞ、オーストラリアの会社もいかがでございますか。ローザンヌ、スイスの企業はいかがでしょうか。このような素晴らしい地域を共に開発をして、そして素晴らしい東京2020年の歴史、レガシーを有明の地域で展開、みんなで展開していくことができればと、このように考えております。 オリンピック、パラリンピックの大会の施設の整備につきましては、これまでお時間を頂戴いたしました。引き続き、ワイズスペンディングの考え方に基づきまして、これからもオリンピック・パラリンピック大会が常にサステイナブルな大会、ゲームであり続けるように、東京都としてこれからも努力を重ねていきたいと思っております。お時間を頂戴いたしました。そして、John, Alex, I wish your Merry Christmas. Thank you very much from Yuriko. Thank you.