支配下復帰のロッテ・石川歩、30日オリックス戦で656日ぶりの1軍先発へ「ソワソワはちょっとしています」
(パ・リーグ、ロッテ-オリックス、9回戦、29日、ゾゾマリン)支配下選手に復帰したロッテ・石川歩投手(36)が、30日のオリックス戦で先発する。2022年9月13日の日本ハム戦以来656日ぶりの1軍マウンドを前に、入念にキャッチボールを行い、ダッシュやストレッチなどで体の状態を確認して最終調整した。 【画像】ロッテが今年着用する「BLACK SUMMERユニホーム」 「ソワソワはちょっとしています。(リハビリ期間は)自分の体を見つめなおすいい機会だったなと思います。いろんな人にみてもらって順調にきたかなと。肩とかは不安なくきた」 昨季は開幕投手に選ばれながら右上肢のコンディション不良で離脱。1軍登板なしで終え、「試合には投げられていましたが、これで投げていてもという状態だった。これ以上は悪くはならないだろう」と昨年10月に右肩手術を受けた。今季は育成契約からスタート。順調にリハビリをこなし4月に実戦復帰を果たすと、ここまで2軍で8試合登板、2勝0敗、防御率1・08と状態を上げ、6月24日に支配下選手契約を結んだ。 2016年には最優秀防御率に輝き、通算76勝を誇る右腕。「ゲームをしっかりと作って長いイニングを投げるかわからないですけど、いけるように頑張っていきたい」と力を込めた。