【特集】「飲酒運転を絶対になくしたい」 友の死を胸に… 29歳の新人警察官の決意・広島
卒業式。卒業生代表として臨む佐々木さんの姿がありました。 ■佐々木翔太巡査 「答辞を読んでいるときに、つらかった思い出とか、楽しかった思い出、いろんな思いがこみ上げてきました。」
式の後には、すぐ配属先へ向かいました。佐々木さんは、広島東署へ配属されました。 ■佐々木翔太巡査 「広島県警察学校から、広島東警察署への配置替えを命ぜられました。」 ■広島東署 林俊晴署長 「卒業おめでとうございます。覚悟をしっかりと持って、1つ1つの困難に立ち向かって、警察官として大きく成長して頂けたらと思っております。」
■佐々木翔太巡査 「伊織くんにはですね、君の思いっていうものを知ってる自分たちが、平和な社会を守っていくよということを伝えてあげたいと思います。住民の方々に身近なところから声をかけていき、飲酒運転というものを絶対なくしていきたいなと思っています。」
新人警察官はここから4か月、交番勤務など第一線での経験を積みます。伊織くんの死を胸に、一人でも多く命を救うため、佐々木さんは警察官としての第一歩を踏み出しました。 【テレビ派 2024年10月16日放送】