長浜市立2つの病院 過去最大の赤字見込み
びわ湖放送
長浜市の2つの市立病院の今年度の経営状況が公表され過去最大の赤字となる見込みであることが分かりました。長浜市内の病院を巡っては日本赤十字社による指定管理者制度での機能統合を目指す考えが示されており、長浜市の浅見宣義市長は病院再編方針にも影響が出る可能性があるとしています。 16日、長浜市役所で行われた会見で、市立長浜病院と市立湖北病院の今年度の経営状況が公表され2つの病院合わせて約24億円の赤字見込みであることが分かりました。この2つの病院について、浅見市長は去年9月地域医療維持のため、長浜赤十字病院を経営する日本赤十字社が、市から指定管理者として運営を受託する「指定管理者制度」の導入を病院再編の方針として示していました。しかし、16日の会見で、2つの病院の経営状況悪化を受け、「指定管理者制度」の方針は残しつつも、病院再編の他の案も踏まえて再検討をしてきたいとしました。 また、悪化する経営を再建するための改善策についても、早急に考えていくとしています。
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