【大阪杯】勝利数は友道康夫厩舎が断然トップ 芝2000mに強い種牡馬、騎手、調教師を東大HCが調査
芝2000mの鬼、川田将雅騎手
<芝2000mに強い騎手> C.ルメール【124-67-58-211】勝率27.0%/連対率41.5%/複勝率54.1% 川田将雅【114-69-55-139】勝率30.2%/連対率48.5%/複勝率63.1% 横山武史【66-55-47-274】勝率14.9%/連対率27.4%/複勝率38.0% 次は芝2000mに強い騎手について。 トップは124勝でC.ルメール騎手。2回に1回は馬券に絡むという抜群の信頼度を誇る。競馬場別では小倉、京都、新潟で単勝回収率がプラス域。騎乗機会は少ないが、これらの3場に遠征して来た際は勝負度が高いと見ていいだろう。また、GⅠでは【6-4-6-6】で複勝率72.7%と非常に安定している。単勝回収率は53%と妙味はないが、複勝回収率は118%。同騎手に逆らっていいのは単系馬券の場合だけだろう。 2位は114勝で川田将雅騎手。勝率、連対率、複勝率の全てでルメール騎手を上回っており、日本で一番2000mに強い騎手と言っても過言ではない。恐ろしいことに23年以降の成績に限るとさらによく【39-18-11-20】で勝率は44.3%、複勝率はなんと77.3%だ。また単勝回収率は115%、複勝回収率は111%。芝2000mならどんな条件でも狙える、まさにチャンピオンディスタンスの鬼だ。 3位は66勝で横山武史騎手。最多勝のコースはGⅠ・3勝を挙げている中山。複勝率は40.3%とまずまずの信頼度だ。中山巧者のイメージがあるが、妙味があるのは東京コース。【14-8-9-58】で単勝回収率117%とプラス域だ。また手塚貴久厩舎とのコンビにも注目。【7-1-2-6】で勝率43.8%、単勝回収率255%、複勝回収率116%と勝率、妙味の両方で優秀だ。 今週の大阪杯では横山武史騎手がソールオリエンスに騎乗予定。タスティエーラに騎乗予定の松山弘平騎手は【62-58-37-292】で横山武史騎手に次ぐ62勝を挙げて複勝率は35.0%。ローシャムパークに騎乗予定の戸崎圭太騎手は【51-42-37-227】で同36.4%、ベラジオオペラの横山和生騎手は【34-19-20-190】で同27.8%、プラダリアの池添謙一騎手は【15-31-33-186】で同29.8%だ。