年始は寒い?3月までの天候予測 降雪時の対策もチェック!
2024年の夏は、全国的に猛暑となり多くの地点で40℃を超える気温を観測するなど、全国で過去最高に暑い夏となりました。今年の冬は暖冬傾向となるのか、それとも例年並みの寒さが戻るのか、昨シーズンの冬を振り返りつつ、図解で分かりやすく今シーズンの予測を見ていきます。 【画像】年始は寒い?3月までの天候予測 降雪時の対策もチェック!
■昨シーズンは暖冬 雪も少なく
昨シーズンは全国で+1℃~+1.6℃と平年に比べて気温がかなり高く、冬の平均気温は1898年の統計開始以降で第2位の高温となるなど、暖冬だったといえます。降雪量も平年に比べて少なかったという統計が出されています。
■温暖化…?暖冬の要因は
暖冬となった要因としては以下があげられます。 ■地球温暖化により全体的に気温が高かった ■日本上空に吹く偏西風が北へ蛇行し暖かい空気に覆われやすかった ■日本の北側を流れるジェット気流が強まり、寒気が南下しにくかった しかし今シーズンはすでに寒波襲来で各地で大雪や厳しい寒さでスタートしています。
■この冬は寒い?1月から3月の天気は
これから冬本番を迎える中、この先どうなるのでしょうか?2025年1月から3月にかけての予報をみてましょう。 まずは気温の予想です。 1月は寒気の影響を受けやすいため、寒さは続く予想です。しかし、2月からは寒気の影響を受けにくくなり、極端な寒さは少なくなるでしょう。3月は平年より暖かくなりそうです。 次に降雪量です。 1月から3 月の前半に冬型の気圧配置が強まる時期があり、その影響で降雪量が平年より増えると予測されています。日本海側では、大雪が予想されているため、雪対策が重要になります。
■雪による事故にあわないために
昨シーズンより降雪量が増えそうなこの冬。雪による事故を防ぐためには、除雪作業や歩行時の注意が不可欠です。特に雪が積もった際の除雪作業は無理をせず、安全を第一に行うことが重要です。 雪山へレジャーに行く際も、事故を避けるための対策が重要です。 年末年始は車を使う機会が増えると思います。雪道を運転する際には、普段とは異なる慎重な運転が求められます。大雪で身動きが取れないなど、万が一のトラブルに備え、事前に必要なアイテムを車に積んでおくことも大切です。 ■アクシデント発生に備え車に積んでおくもの タイヤチェーン、牽引用ロープ、工具、防寒具、長靴、手袋、毛布、使い捨てカイロ、水、食料、旗(目立つ色の布)、懐中電灯(電池)、ラジオ など この冬は、昨シーズンよりも降雪量が増え、寒さも強まる予報が出ているため雪による事故を防ぐことが重要です。適切な準備をして、安全で快適な冬の過ごし方を心がけましょう。
テレビ朝日