井上尚弥、年末年始の休み返上でグッドマン戦へ調整 元日に早くも今年初のジムワーク実施
プロボクシングの4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が、年末年始の休み返上で4団体王座防衛戦(24日、東京・有明アリーナ)に向けて練習に励んでいる。1日、横浜市の大橋ジムで今年初のジムワークを実施。昨年12月30日にはスパーリング、同31日にもジムワークを行っており、1カ月延期となったIBF、WBO1位のサム・グッドマン(26)=オーストラリア=戦までノンストップで調整する。 元日はシャドーボクシング、サンドバッグ打ち、フィジカルトレーニング、父の井上真吾トレーナー(53)とのミット打ちを敢行。尚弥は自身のXで「年末年始返上で突き抜けます!! まだまだ気の抜けない日々になりますが精進して頑張って行きます! 2025年1月24日お楽しみに!!!」と意気込んでいた。 昨年のスパーリング納めでは、先々週にスパーリングパートナーとして来日したアマチュア時代に2度全米王者となったWBC世界スーパーバンタム級37位のジェフ・ラミド(25)=米国=と拳を交え、Xで「今年のスパー納めはラミド!! こんな時期にパートナーとして来日してくれて本当に感謝です。ありがとう!! そして今年最後のスパーを良い内容で終われた気がする。年末年始は返上だけど1月24日にこの気持ちをぶつける。待ってろみんな!!!」と報告していた。 グッドマン戦は当初、昨年12月24日に有明アリーナで開催される予定だったが、同14日にグッドマンが左目の上に裂傷を負ったため延期となった。 興行はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で午後2時45分から独占無料生配信される。プロ戦績は井上が28戦28勝(25KO)、グッドマンが19戦19勝(8KO)、ラミドが13戦12勝(4KO)1敗。