洗濯機にいれるだけの「固形タイプ洗剤」にはどのようなメリットがあるの? 液体タイプと比べ、コスパはどれだけ変わる?
洗濯洗剤といえば、代表的なのは粉末タイプと液体タイプです。しかし、近年では固形タイプの洗濯洗剤が第3の洗剤として注目されています。なお、固形タイプの洗剤はボール型洗剤とも呼ばれています。 洗濯は基本的に毎日、少なくとも数日間に1度は行う必要がある家事です。生活に欠かせず、日常的に行うものだからこそ、こだわりたい方も少なくないでしょう。 そこで、本記事では固形タイプの洗濯洗剤におけるメリットやデメリットのほか、液体洗剤と比較した場合のコスパについても解説します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
固形タイプ洗剤のメリットとデメリット
固形タイプ洗剤のメリットは以下の通りです。 ●計量する手間を省ける ●基本的に、すすぎが1回で完了する ●詰め替えがしやすい ●洗剤が手に付着しない ●洗剤の残量を把握しやすい 固形タイプ洗剤は1回分ごとにフィルムで包まれています。計量する必要がなく、洗濯機に入れるだけという手軽さが大きなメリットです。 製品にもよりますが、固形タイプ洗剤は泡切れがよいものが多い傾向があります。そのため、基本的にすすぎは1回で完了します。洗濯時間を短縮でき、水の節約にもつながるでしょう。 洗濯洗剤は詰め替えや洗濯機への投入時にこぼす危険性があり、実際にしてしまうと掃除が大変です。その点、固形タイプは仮に落としても汚れる心配がなく、詰め替えもしやすいでしょう。 また、液体や粉末の洗剤は残量が確認しにくく、重量感で判断しなければならないケースも少なくありません。しかし、1つずつフィルムに包まれている固形タイプは残量を確認しやすく、詰め替えの買い忘れ防止にも適しています。 対して、固形タイプ洗剤のデメリットは以下の通りです。 ●濡れた手で触ると、洗剤が漏れ出す ●高温多湿の場所で保管できない ●子どもが誤飲しやすい ●服の色が変わる可能性がある ●つけ置きができない フィルムは水に溶けやすいため、濡れた手で触ると洗剤が漏れ出し、手に付着してしまいます。また、温度や湿度が高い場所に固形タイプ洗剤を保管すると、同じく洗剤が漏れ出す危険性があります。保管場所には注意しましょう。 華やかな見た目のものも多い固形タイプ洗剤は、子どもにはお菓子やおもちゃに見えるかもしれません。形状も相まって、最悪の場合は誤飲する可能性もあります。手の届かない場所に保管するなど、配慮が必要です。香りも強いため、犬や猫などのペットによるイタズラにも注意してください。