洗濯機にいれるだけの「固形タイプ洗剤」にはどのようなメリットがあるの? 液体タイプと比べ、コスパはどれだけ変わる?
固形タイプ洗剤のコスパ
洗濯洗剤の価格はタイプに関わらず、製品や販売店舗によって異なります。そのため、購入価格次第でコスパに多少の誤差が生まれますが、大まかに比較することは可能です。 固形タイプ洗剤の相場は11粒入りで約400円、つまり1粒当たり約36円です。なお、使用目安となる洗濯水量は1粒当たり30~65Lです。 対して、液体洗剤の価格相場は720mlで約450円、1ml当たりの費用は約1.6円になります。液体洗剤の使用量は洗濯水量が30Lであれば、30mlです。つまり、1本で洗濯水量30Lの洗濯を24回行える計算になります。 洗濯水量30Lの洗濯を1回分とするなら、固形タイプ洗剤の場合は1回当たり約36円、液体洗剤は約18円です。実際の洗濯には水道代なども加算されますが、洗剤だけでみれば2倍の差が生まれます。 ただし、固形タイプ洗剤は1粒で65Lの洗濯水量まで対応可能であり、費用も変わりません。液体洗剤の場合、洗濯水量65Lでの洗剤の使用量は65ml、洗濯1回当たりの費用は約40円になります。この場合、固形タイプ洗剤の方がコスパがよいといえるでしょう。 使用方法を守ることが大前提ですが、固形タイプ洗剤単体で考えると、少ない量の洗濯に使用する場合にはコスパが悪くなるといえます。
固形タイプ洗剤は手軽さが最大の魅力
固形タイプ洗剤における最大のメリットは、洗剤の投入時に計量する必要性がない点です。詰め替えも簡単なため、日常的な家事のちょっとした手間を省けるのは魅力的でしょう。 液体洗剤と比較した場合のコスパは、洗濯水量により異なります。洗濯水量が少なければ、液体洗剤の方がかなりコスパは良好です。ただし、固形タイプ洗剤1粒における洗濯水量の最大値で比較すると、液体洗剤よりも固形タイプ洗剤の方がコスパはよくなります。 出典 アスクル株式会社 アリエールジェルボールPRO本体1個(11粒入)洗濯洗剤P&G アスクル株式会社 アリエールジェル本体720g1個洗濯洗剤P&G P&Gジャパン合同会社 アリエール液体洗剤の使用量を知りたい。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部