【ハイライト動画あり】帝京大学がFW戦でプライド。菅平で天理大学とのトレーニングマッチ制す。2024年夏季練習試合
LOアリスター・サウララのオフロードパスから、最後はフォローのSH朝倉。ゴールラインにねじ込み、後半最初のトライを奪った。
8点差(14-22)に詰めた天理大だが、帝京大はふたたびSH上村が躍動する。
帝京大はFW間のショートパスからゲインを獲ると、狭いサイドのスペースを察知したSH上村がキャリー。粘ってオフロードを繋ぎ、最後は途中出場のセバスティーン・ ワットニの後半1本目を演出した。
さらに2トライ(後半16、25分)追加で、41-14とリードを広げた帝京大。
天理大は後半開始から出場したCTB/FBフィリモネ・サイア(2年/青森山田)、WTBトゥリマフア・トゥポウ(2年、日本航空石川)の2年生コンビが肉弾戦で前に出る。
すると後半34分には、NO8上ノ坊悠馬が敵陣ゴール前で速攻。そのままゴールラインを割り、スコアを21点に伸ばした。
が、その3分後、帝京大は後半メンバーを中心としたFWでもモールトライ。相手FB上ノ坊のロングゲインを許した直後のスクラムでもペナルティ。
帝京大は前後半のFWメンバーらが仕事を果たし、48-21で夏合宿初勝利。菅平初戦だった早大戦の衝撃からカムバックする一歩を踏みだした。
天理大は今後、A戦では8月25日に早稲田大学戦、8月28日に東海大学戦を予定。一方、帝京大のA戦は25日。昨季選手権決勝で戦った明治大学との練習試合を予定している。
多羅 正崇