【ハイライト動画あり】帝京大学がFW戦でプライド。菅平で天理大学とのトレーニングマッチ制す。2024年夏季練習試合
8月21日(水)、長野・菅平高原のアンダーアーマー菅平サニアパーク(メイングラウンド)で、V4を狙う王者・帝京大学と天理大学の練習試合がおこなわれた。 【ハイライト動画】帝京大学 vs. 天理大学
帝京大の先発は、強烈スクラムを最前列で支えるPR梅田海星、HO當眞蓮、PR森山飛翔。スクラムプッシュの支柱であるLO坪根章晃、LO本橋拓馬。前戦は8番だったFL青木恵斗主将、FLグアイニ優人、タックルも強烈なNO8倉橋歓太。
ハーフ団はテンポ自在でランもあるSH上村樹輝、有望株のSO本橋尭也。CTB久木野太一、CTB上田倭士、バックスリーはWTB中村海斗、WTB生田弦己、FB神田陸斗という布陣だった。
天理大はフロントローがPR森仁之輔、HO寺西翔生、PR松野楓舞。両ロックは須見悠人、前戦は8番だった岡崎慶喜。バックローはFL川越功喜、FLアリスター・サウララ、そして突進力あるNO8上ノ坊悠馬。
ハーフ団はルーキーに代わり、体幹の強さもあるSH朝倉達弥、そして好判断を重ねるSO筒口允之主将。ランが鋭い両センターは和田雄翔、山田晟大。バックスリーはWTB藤原竜之丞、WTB平松麟太郎、そしてラインブレイカーの才が光るFB上ノ坊駿介だった。
まず開始1分のスクラムで魅せたのが帝京大だ。
強烈ヒットから相手を崩すと、セットのコールと同時にプッシュ。いきなりスクラム・ペナルティを奪い、敵陣左へ大きく前進した。
ここからラインアウトでモール形成。コミュニケーションの声が盛んに沸くモールから、沖縄県出身のHO當眞蓮(4年/流経大柏)が先制トライ。敗北した早稲田大学戦(14-38)では前半無得点だった帝京大が、いきなり先制点を切った。
直後の自陣DFでもFL青木主将がジャッカル。主導権を握ったかに見えたが――、5点ビハインドの天理大はディフェンスから反転攻勢。帝京大のフィジカル勝負の連続攻撃を防ぎ切ると、ジャッカルなどでさらに前進していく。
すると前半14分。