スペシャリテの「ニシン」はとろける一貫。職人歴35年のベテランが握る寿司店が大阪から進出(東京・銀座)
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
鮨 江藤(東京・銀座)
2024年4月、銀座駅から徒歩3分ほどの場所に、落ち着いた空間で旬の食材を使ったコースを提供する「鮨 江藤」がオープンしました。オーナーは東京の中心地・銀座で開業することが長年の夢であり、1階の路面店を探していたそう。希望の物件と出会い、ようやく準備が整った今年、満を持して出店することとなりました。
料理長を任されたのは、和食、寿司職人歴35年のベテラン。見た目にも華やかな一品料理と江戸前をベースにしたオリジナリティ溢れる握りを提供しています。
高級感のある店内は、明るく落ち着きのある雰囲気です。客席はライブ感を楽しめるL字形のカウンターに8席で、ゆったりと食事を楽しめます。
メニューは「おまかせ」27,500円。江戸前寿司のおいしさはもちろんのこと、丁寧に作られた一品料理も素晴らしく、最後まで期待を裏切らないコースになっています。豊洲で目利きが厳選した食材を使った、全21品を提供。千葉県の樽仕込み赤酢を使用したシャリは、まろやかですべてのネタにバランス良くなじみます。マグロ仲卸「やま幸」のマグロやウニ、季節ごとの旬の魚を使い、他店とは一味違う工夫を凝らしているのも同店の魅力です。
スペシャリテの「ニシン」は、塩と特別な酢で締めてから、骨をすべて抜き、紀州の白炭の備長炭であぶっています。「香ばしくとろけるようなおいしさ」と、訪れた人が絶賛する逸品。パリパリ食感の「おとなのうなぎパイ」は、三河一色産の鰻の白焼きと紫芋のペーストの塩気と甘さが混ざり合い、ホースラディッシュの辛みがアクセントになった新感覚の一品です。