中古ミニバンで悩んでる方超必見! プレマシーvsウィッシュvsフリード コンパクトミニバン三つ巴ガチンコ対決プレイバック!!!
■高速は?街中は?実用燃費を徹底テスト
燃費計測はベストカーではお馴染みの、東京都文京区ベストカー→首都高経由で東名御殿場インター→国道138号経由で中央道河口湖インター→中央道、首都高経由でベストカー、という休日のドライブを想定した全長約260kmのコース(高速道路約210km、一般道約50km)で行なった。 燃費トップはフリードハイブリッド。ただし発表されているJC08モード燃費との差が一番大きいことも気になるが、これはモーターのアシストが小さいことや、ハイブリッド化による重量増が90kgと大きく高速道路での燃費が伸び悩んだことが要因だろう。 2番手のウィッシュはエンジンにポンピングロスのないバルブマチックを使う点以外特に目立つメカニズムは使っていないが、唯一のヒンジドアということもあって3台で一番軽い車重を生かし、全区間でフリードハイブリッドに肉薄する燃費を記録。 アイドリングストップすらなしでこの燃費を記録したことは高く評価できる。ただし燃費を重視した副作用なのか、アクセルレスポンスに代表されるドライバリティはいま一つだ。 プレマシーは3ナンバーボディに加えスライドドアであるため、車重が3台で一番重いこともあり3番手となった。 しかし、トルクフルな2Lエンジンを搭載することや、ウィッシュに比べ車重が120kgも重いなどの不利な要素を考えれば大健闘といえる燃費と評価できる。 (文:永田恵一)
■新型プレマシーのここが気になる 編集部員のチェックポイント
じっくりと乗ってみると、プレマシーの魅力を改めて発見することができたので報告したい。 まずはドライビングポジション。シートに腰を下ろして足を伸ばすと、自然な位置にペダルがあることに気づく。特にアクセルペダルは真っすぐ右足を伸ばした位置にあり、微妙なペダル操作がしやすいのだ。「当たり前だろ!」と思われるかもしれないが、意外とそうではないクルマが多いのだ。 スライドドアも使い勝手のいいポイント。狭いスペースでの乗り降りはスライドドアが圧倒的に有利。フリードもスライドドアでいいなぁと思った。ただ、素早い開閉には向いていないので乗り降りが頻繁だったらウィッシュのヒンジタイプのドアのほうがいいだろう。